App Profile: わかルーム

おしゃべりわかルームは、FeliCaカードをスキャンすると事前に登録した部屋（ルーム）の情報を音声で教えてくれる、視覚障害者向けの部屋案内アプリです。
アプリに登録したFeliCaカードを部屋のドア付近に貼り、アプリからカードをスキャンすると、その部屋について登録されている内容を音声で案内します。

[このアプリはFeliCaカードを必要とします。]
対応するFeliCaカードの規格はRC-S966（FeliCa Lite-S）のみです。

本アプリでできること

アプリとFeliCaカードを連携させることで、カードを貼った場所や物についての様々な情報を音声で読み上げることができるようになります。
本アプリは主に、視覚障害者が出入りする施設内のルーム配置図（メンタルマップ）の作成を促進します。

以下の特徴があります

「読み取るモード」で、ルームについての情報を音声で教えてくれる
「読み取るモード」では、設定画面で事前に登録されたFeliCaカードに紐づけられたルームの内容を音声で教えてくれます。

「練習モード」で、ルームに自分で行ってみよう！
「練習モード」では、登録したルーム一覧から一つのルームを選択して、実際にそのルームへ行くチャレンジができます。違う場所のカードをスキャンすると現在地を教えて次を促し、目的地に無事たどりつくと、アプリが誉めてくれます。

ルームの登録
FeliCaカードと紐づくルームの情報は、事前にアプリ内で設定します。本アプリでは、カードをスキャンしての登録時にルーム名を入れるだけで、読み取られた時の音声も自動生成します。また、自動生成された文章を自由に変更することもできます。

施設の共有
1つの施設データに複数のルームを登録できます。施設データを他の人と共有することで、共有された人も同じ設定でわかルームを使用することができます。データ共有はメールやAirDropなどでも可能です。共有されたデータは自分で情報を追記することもできるため、施設ごとに１つの最新マスターデータを用意して、利用者に配布されることをお勧めします。

VoiceOverに対応
目の見えない方でも使いやすいように、全ての画面がVoiceOverに対応しています。